Vol. XII, No. 53　平成十八年五月二十二日

核武装と憲法改正を見据えたリアリストの片岡鉄哉のアメリカ通信です。

靖国神社と皇室典範をイデオロギーに捉われずに考えています。

www.takubonoriko.com

待望の渡部昇一公式クラブです。書き下ろしのニュースレターやセミナーなど、渡部昇一ファンにはたまらないファンクラブです！

片岡鉄哉　略歴　1933年、栃木県に生まれ。元スタンフォード大学フーバー研究所研究員。早稲田大学政経学部卒業。シカゴ大学大学院政治学部博士課程修了。 1969年ニューヨーク州立大学政治学部助教授、1982年筑波大学歴史・人類学系教授に就任。1984年スミソニアン・インステテューション Woodrow Wilson Center fellow

『日本よ、同盟を拒絶するのか』

VOICE 2003年9月号　p,88-98

これは衰退する日本への警告である。国務省OBの重鎮二人がフォーリンアフェアズ誌で発表したものだ。大事なことは、この警告が日本を外した新秩序のコンセプトを描いて見せていることだ。こけおどしやブラフでない。

論文の続きはこちら

核武装なき「改憲」は国を滅ぼす

「さらば吉田茂」改題著書「日本永久占領」

小林よしのり氏の『わしズムVol.7』に片岡鉄哉論文

Vol. XII, No. 53　平成十八年五月二十二日

対日挑発は逆効果、胡錦濤
靖国たたきの失敗を認める
だが油断は禁物

中国による日本挑発がぴたっと止まった。いささか拍子抜けでさえある。経団連の奥田会長は、日中関係は「のどに小骨が刺さった感じで流れて行き、悪化はしない」「日中両国の首脳間で対話が無いことは不幸だが、経済に不安はない。政治が冷たい関係ならば、経済から政治を温めたい」と言明している。[1] 胡錦濤が譲歩したのだ。去年11月、ブッシュの京都訪問から、米国務省は日中双方に働きかけて、日中歩み寄りを取り付けたのである。小泉が勝ったとはいえないが、負けたともいえない。双方の「歩み寄り」だ。何が起きたのか。

この続き、アメリカ通信のご購読はコチラから！！