Vol. XII, No. 35　平成十八年四月ニ日

核武装と憲法改正を見据えたリアリストの片岡鉄哉のアメリカ通信です。

靖国神社と皇室典範をイデオロギーに捉われずに考えています。

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片岡鉄哉　略歴　1933年、栃木県に生まれ。元スタンフォード大学フーバー研究所研究員。早稲田大学政経学部卒業。シカゴ大学大学院政治学部博士課程修了。 1969年ニューヨーク州立大学政治学部助教授、1982年筑波大学歴史・人類学系教授に就任。1984年スミソニアン・インステテューション Woodrow Wilson Center fellow

『日本よ、同盟を拒絶するのか』

VOICE 2003年9月号　p,88-98

これは衰退する日本への警告である。国務省OBの重鎮二人がフォーリンアフェアズ誌で発表したものだ。大事なことは、この警告が日本を外した新秩序のコンセプトを描いて見せていることだ。こけおどしやブラフでない。

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核武装なき「改憲」は国を滅ぼす

「さらば吉田茂」改題著書「日本永久占領」

小林よしのり氏の『わしズムVol.7』に片岡鉄哉論文

Vol. XII, No. 35　平成十八年四月ニ日

靖国を踏み絵にして
中国、後継首相の選択に介入
傲慢なる侮日に沈黙する靖国特攻たち

朝日のマンガから。[1] 小泉総理が夢を見ている。後継総理を選ぶ自民総裁選で、一票を投じようとして後ろを振り向くと、胡錦濤が背後に並んで、順番を待っているのだ。夢見る小泉が「！？・・・・・まさか」と叫ぶ。この戯画には二つの意味がある。第一に、中国は後継総理の選択に介入していることだ。第二に、朝日は介入を非難しないどころか、それを是認することで媚を売っていることだ。小泉が「豚になった」と激昂した靖国特攻隊は沈黙している。もう飽きたのか。

朝日、後継総理選択への中国介入を堂々容認。
合祀維持のまま参拝継続によって自らの首を締めた日本。
勝つよりは大義に徹して散ることが至上なのか？
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Vol. XII, No. 35　平成十八年四月ニ日

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