Vol. XI, No. 63 平成十七年五月二十九日

アメリカは物凄い不動産バブルだ。七年前、私がスタンフォー ドを退職した時はインターネット・バブルが終わりつつあった。ストックオプ ションで、ヴェンチャー企業の秘書やスタンフォードの四年生が百万長者にな っていた。

プールつきだが、比較的つつましいコンド (condominium, 五 、六軒から成る高級集合住宅)を四万ドルで売った私はホクホクしていた。と ころが今では六万に近い値段だ。臍をかむ思いである。まさか次のバブルが来 るとは思わなかったのだ。・・・・


[1] Paul Krugman, “Running Out of Bubbles,” the New York Times, May 27, 2005.


アメリカ不動産バブルが日本政治に与える影響は?
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