片岡鉄哉のアメリカ通信

Vol. XIII, No. 51/6・25・07

  • 年金(ドロ沼)の他に争点なし、参院選
  • マイナス劇場政治の不利
  • 頼りは小沢民主の敵失だけ

七月の参院選に向けて臨戦態勢に入った安倍総理は、非常に不利な立場に嵌りこんだようである。総理は年金がドロ沼であることを当初から理解していた。この問題で選挙を戦うのは非常に不利だからだ。しかし逃げるわけにはいかない。教育基本法と憲法の改正は売り込みたい。だが憲法を争点にするのが怖いということらしい。これでは自民の旗印は昼アンドンでないか。マイナス劇場政治でないか。


この続きはコチラから!

Vol. XIII, No. 50/6・22・07

  • 「アメリカが反対するから」という嘘
  • 石破茂の核武装反対
  • なぜ真実を隠すのか、その本音

小泉総理の防衛庁長官だった石破茂が核武装反対の主導権をとって急浮上してきた。彼は田中角栄の指図によって政界入りしており、保守本流の哲学と政策を継承している。吉田茂の再来と言ってよい。頭脳明晰、理路整然、弁舌さわやか、議論に強い。良い政治家だが、核問題になると詭弁を駆使する。彼の本音を探る。


この続きはコチラから!

Vol. XIII, No. 49/6・3・07

  • 英語音痴でスポーツに勝てるのか
  • 大リーグ日本人選手を見て
  • 或る考察

先ず、タイムズの記事となった写真の経緯を説明しよう。アレックス・ ロドリゲズ(A.ロッド)はヒスパニック系の強力打者で、ヤンキースのエー スだ。彼は金髪の女性と不倫をしているという噂がある。松坂大輔のボストン ・レッドソックスは、ヤンキースと宿敵の関係にあるが、レッドソックス・フ ァンが金髪女性のお面をつけて球場に集まり、A.ロッドに嫌がらせをしてい るのだ。ヤンキースのエース打者を退治しようという狂言だ。日本だったら「 いじめ」だから、禁止されるだろう。


この続きはコチラから!

Vol. XIII, No. 48/6・1・07

  • 朝鮮戦争式の決着を掴む
  • ベトナム式の総崩れは回避
  • イランとの交渉で逆転勝利のブッシュ

前号で本誌は悲観的に過ぎた。米イランの二国間政治折 衝を報じるについて、民主党系ワシントンポストの多数派意見に頼った のが間違いだった。「日米関係について、不吉な予感がする」と予告し たのは間違いだった。イラク戦争の決着は、ベトナム式の総崩れ、総撤 退でない。朝鮮戦争式の休戦、恒久対峙、恒久占領になるようだ。ブッ シュは運の強い男だ。以下の情報は未だに断片的だが、米諜機関からの ものだ。


この続きはコチラから!

アメ通過去ログカレンダー

過去のアメリカ通信の見出しの閲覧が可能です

なお、あくまでワンパラグラフだけです。基本的に本文はもっと長くなります。見本として、また、届いているメールの確認としてお使いください。