靖国神社と皇室典範をイデオロギーに捉われずに考えています。
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元ペンタゴン日本部長・ポール・ジアラが、8月15日の靖国参拝について「首相参拝は米国にも損失」という警告を出している。[1] 下院外交委員会のハイド委員長が下院議長に出した手紙を、先ず引用して曰く。
最後のミサイルは1998年のテポドン発射であり、平壌はこれ以上の実験を避けると公約してきた。アメリカ政府は、テポドンIIの実験を許してはならない。発射が確認されたら、大気圏外の軌道に乗る前に、即座に巡航ミサイルで撃墜すべきである。その最大の理由は北朝鮮が既に6−8発の核弾頭を所有することである。
アラスカにある対ミサイル・ミサイルは、大気圏外の軌道に乗ったミサイルを捕捉するものであり、命中率が悪い。更に、テポドンIIが軌道に乗れば、北鮮は貴重な飛行テスト・データを入手することになる。これを許すのは危険だ。
朝日の転向は私が入院した5月30日頃のマンガで発表された。朝日の重要な論説転換は、マンガを通じて暗示されるのが常だ。この重要なマンガは、あまりに多忙で切り抜きをしなかったのが残念だ。中国の転向については、奥田敬和トヨタ会長の発言を引用しながら、本誌で指摘してある。その理由は、イラク戦争が終結に向かうにつれて、ブッシュ政権が中国封じ込めに方向転換していることだ。これも本誌では指摘してある。最新の情報では、ライス国務長官の下にいた国務次官のゼーリックが遂に辞任したことだろう。彼は親中派として知られていた。
ゼーリックは中国に “important stakeholder” になれと呼びかけたことで有名だ。ステークホルダーとは利害関係を持つ人という意味だ。つまりアメリかの利害関係を無視するなと言う意味だった。しかし胡錦濤は石油の買占めなどで余りに露骨だったし、北朝鮮を抑止もしなかった。更に、ここでテポドン発射となれば、米中関係は一層緊張する。
小泉総理はもうすぐワシントンを訪問して、彼の生涯で最高の栄誉礼を受けるところだ。できたらブッシュは国賓待遇の礼砲21発を打ちたいところだ。ただし同時に、ブッシュが “Do’t Cry, Joe” と歌って、小泉を慰めることになる可能性もある。二人が喉から手が出るほど欲しいものは憲法改正であり、集団的自衛権の行使である。01年4月の小泉就任より前から、二人は合意してきたものと見える。だが彼らの欲しい物は小沢の胸中にある。小沢が全てを決める立場にある。そして小沢は改憲に賛成しても反対しても損をする立場にある。さて、どうなるのか。
共和党政府のいたずら指向と悪運の強いことはハリウッドの安物映画クラスだと私は思っている。イラク戦争におけるブッシュは、ハリソン・フォード演ずるインディー・ジョーンズそのものだ。ハラハラさせるが、いつも危機一髪で生き延びて、勝つ。今日の米諜機関は、アル・ザルカウィの暗殺でイラクの反乱が急速に収斂する可能性を強く示唆している。
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