靖国神社と皇室典範をイデオロギーに捉われずに考えています。
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待望の渡部昇一公式クラブです。書き下ろしのニュースレターやセミナーなど、渡部昇一ファンにはたまらないファンクラブです!
東シナ海で最大の危機 総理、情報管制を解きなさい
日本は小泉就任いらい最大の危機に直面している。相手は中国だ。東シナ海のガス田・白樺(中国名は春曉)で生産が始っているらしい。日本政府は、話し合いによる共同開発を提案してきた。これ自体がかなりの譲歩である。ところが中国政府は、総理の靖国参拝を口実にして全ての折衝・接触を断ち切ってしまった。だから生産開始は実力行使である。問題は小泉の対応だ。中国は小泉を真珠湾攻撃に追い込みたいのだ。小泉が武力行使に出れば、「日本鬼子(グイズ)」がまた真珠湾をやった」と宣伝して、プロパガンダ戦争で勝ち、それを背景に戦争を受けて立つ。小泉が臆病になって無為無策でいれば、白樺は事実上中国のものになる。日本に選択肢はない。袋小路だ。
小泉を袋小路に追い込もうとする中国
総理の緊急の課題は、この事実を国民に語りかけることでないか。
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総理の最近の動きを見ていると、獲物をねらっている野獣のようだ。彼の究極の目的は憲法改正である。憲法改正が戦略目標で、そこに到達する手段が政治戦術である。戦術には野獣的な本能が不可欠だ。でかい仕事師は必ず半分くらいがポリティカル・アニマルである。小泉総理は次の参院選で何かを仕掛けるのだろう。現状では三分の二はとても取れそうもないからだ。小泉は衆議院しか掌握していない。どうしても参議院が欲しい。
常に周りをあっと言わせる小泉戦術、今後のシナリオは?
現状整理してみると見えてくるのは・・・。
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ブッシュ大統領が今置かれている苦しい立場を三年前に予測できたら、戦争は避けたであろうと思われる。当時の彼はアメリカの力を過信し、イラクとアラブ人を蔑視していた。しかし、歴史では振り出しに戻ることはできない。フセイン政権をぶっ壊してしまったという既成事実から前へ進むしか道はない。ブッシュを憎悪する民主党は、来年撤退しろと言うのだが、これも振り出しに戻る話だ。ブッシュがあると保証していた大量破壊兵器は無かった。だが、撤退すればイラクは過激なイスラム教国家になり、世界を脅かすテロの巣窟になる。アメリカに代わって中国が中東の石油を掌握することになる。撤退は日本の国益に反する。アメリカは否応無しに「勝つ」まで戦う以外に出口はない。
ブッシュは大量破壊兵器だけが理由で戦争を始めたのではない。・・・・・
民主党のイラク戦争批判に迫力が欠ける理由も・・
そして、イラク戦争で日本が得るものは、中国に対する・・・・!
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私は自民党代議士の選挙応援を数回経験した。車で村から村へ移動する。着いたところでは県会議員、村会議員が「先生」を待っている。陳情と公約の内容は唯一つ。道路、公民館、橋、灌漑用水などをつくる話だけだ。自民の地方政治は、クリスマスツリーに箱物のプレゼントをぶら下げることだ。首相と財務省は、これを断とうとしている。
十年以内に日本の政界地図と経済エコロジーは引っくり返るだろう。しかし日本の新聞は小泉が怖くて、この記事は書けないらしいのだ。以下はタイムズから。
[1] James Brooke, the New York Times, December 13, 2005.
日本のマスコミが書けない地方の実情と日本の近未来。
地方を取材したNYタイムズの記事を元に解説。
みなさんには小泉改革の構想が見えていますか?
日本のヴィジョンが見えてくる『アメリカ通信』この続きはコチラから!
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バブルと共に「経済大国」が崩壊した時、司令塔にいた竹下登が「日本はアメリカの保護国なのだから、経済的にもアメリカに挑戦しては駄目だ」と言い残した可能性がある。それほど日本は腑抜けた国になった。経済でも競争を避けるのだ。しかしIT戦争が第二幕に入ろうとしており、グーグルとマイクロソフトが中原の鹿を追っている。ところが日本では、ほりえもん、三木谷、村上の三人が初期の目的を諦めて一歩後退している。インターネット無しのテレビは二世代前のものなのに。以下はグーグルに挑戦するマイクロソフトの話だ。[1]
[1] Steve Lohr, “Can This Man Reprogram Microsoft?” the New York Times, December 11, 2005.
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産経の古森義久氏が小泉総理を批判している。[1]「(首相が)自主的に決めて外に向かって約束したことを・・・・破ろうとして、相手から脅かされ、結果としては同じ約束どおりに戻るのは・・・・・自主性のなさである」。彼は、首相が沖縄の普天間基地の移転に合意しながら、交渉を引き延ばしたという事実を批判しているのだ。これは、私の解釈と正反対である。私は、首相は故意に引き延ばしを図って、駆け引きをしていると読んだ。ここでは私の解釈を敷衍してみよう。[2]
小泉という男は一筋縄でいかない男だ。これまでも、ブッシュ糞喰らえ式の造反をしてきた。第一次訪朝が良い例である。あれは外務省の田中均をつかって実施された。ホワイトハウスは動顚して、自制しながらも最大限の不興ぶりを見せた。
今度の場合は、基地、牛肉、イラク派兵で、駄々をこねた。私は、首相が何かを手に入れるために駆け引きをしていると読んだ。おそらく国連安保理の常任理事国が欲しいのだろうと推察した。最初のトライでは外務省の助言に従って、ドイツのシュレーダーと組んだ。これが間違いだった(外務省は素人みたいだね。)
今度の場合、沖縄と横須賀の基地が駄々をこねている。沖縄の稲嶺知事は凄い反対だ。横須賀は原子力空母に反対。しかし、これは小泉が脚本を書いた芝居だと思う。
稲嶺は千両役者なのだろう。
その証拠は、31ある特別会計だ。・・・・・・
[1] 「危なかった日米安保関係」、Voice、05年12月、94-99頁。
[2] 敷衍(ふえん)。意味を展開する。詳しく説明する。
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2005年は外交史で大事な節目になるだろう。米・イ両国は、イランのウラン濃縮を容認し、先制攻撃による非核化を放棄した。米国はイラク戦争終結についてテヘランの協力を求め、イスラエルは報復攻撃能力を高めるためにドイツ潜水艦を購入している。核兵器のばなしの時代の到来だ。これを理由にアメリカがパックスアメリカナを放棄するとは考えられないが、世界が変わることは疑いない。イランが野放しなら北朝鮮も同じだ。読者には、日本、TBS、フジテレビの共通点が見えるだろうか。日本人はボロボロの現状を取り繕って変化を拒否しているのだ。
12月6日、国際原子力機構のエルバラデイ事務局長は、イランの核問題のすべてが来年解決するだろうと言明した。イラン政府は、ウラン濃縮プログラムをロシア政府に委託するというのだが、これが何を意味するかは、米国政府の政策転換を見るのが前提だ。
アメリカの政策転換とは?
そして、それを読み解く鍵について・・・。
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「ブッシュに反抗する小泉・京都会談・駆け引きへの布石か・狙うのは 安保理での昇格
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